養蜂園の今昔物語
アレクリンが豊富に自生する以外、何もない原っぱだった荒地の自社養蜂園。約10年が経ちましたが、その間にユーカリの植林、砂糖キビの栽培、各種果樹の植林、ひまわりやピッコンなどの養蜂植物を植えたおかげですっかり緑が豊富になり、様変わりしました。
ユーカリ第1弾を2004年に植林してから早9年。写真右下は一番最初に植えたユーカリで、すっかり木らしく成長し、そろそろ材木として売らないかという話も来ます。★ユーカリはミツバチのえさとなる花粉やミツが豊富な養蜂植物です。食料が満ち足りることで、ミツバチの巣は更に強く丈夫になります。
巣箱のバーツを注文して組み立て、設置台を手作りして設置し、種蜂を購入して遠くから移送して巣に落ちつかせ、やっと養蜂園に設置。ここまででの作業も大変でした。
作業小屋の周りもすっかり見違えました。草木が生い茂り、あちこちに作業の合間にブラジルの強い日差しから体を休める快適な日陰が確保できるようになりました。
ピッコン(キバナコスモス)は日当たりと水はけが良ければ、やせた土地でもよく生育するので、土地の痩せた、そしてほとんど手を入れない養蜂園でもよく育つ貴重な養蜂植物です。夏の蜜源植物のひまわりが咲き終わった頃に咲き、主に蜂子のえさとなる花粉が豊富にとれます。